様々な事業の開業・起業に携わってきましたが
本日は、「不動産業」の開業・起業について、
多少、他の業界と違うので、少しお話してみたいと思います。
不動産業開業・起業までの流れは
①開業・起業決意
弊社にお問い合わせいただく中でも、何故か多いのが不動産業の開業・起業
不動産業は、事業が開始できるまでに少しだけハードルがあるので
比較的、しっかりと準備をしてから、独立される方が多い気がします。
同業からの独立が大部分ですので、だいたいの流れは分かってはいるものの
細かい部分までは・・・という方も多いです。
②事務所の場所を決定
不動産業は、免許申請が必要になりますので、その際の申請先となる
事務所を決め、契約をする必要があります。
事務所の所在地によって、申請先が変わるので、それも考慮に入れ、場所を選定。
③会社(法人)の設立
宅地建物取引業は、個人でも独立・開業可能ですが、ほとんどのお客様は
法人に登記をし、会社を設立しています。
④宅地建物取引業の免許申請
不動産業は、法人個人を問わず、国土交通大臣もしくは都道府県知事からの
免許を取得しないとできません。
申請をすれば、必ず通るというものではなく、様々な条件をクリアーして
晴れて免許取得となります。
その後、営業保証金の供託をおこなったり、宅地建物保障協会に加入したり・・・。
申請から営業を開始できるまで、早くても2か月以上掛かるケースがほとんどです。
※この免許申請の段階で、私どもにお問い合わせをいただいて
事務所のOA機器(複合機、ビジネスフォン、パソコン等)や、
什器(事務机・書庫・シュレッダー・パーテーション等)
をリース契約で導入されています。
弊社は、開業に特化しているということもあり、開業時のリース審査の可決率が
90%以上となっております。是非、ご相談ください。
⑤全宅保証、宅建協会への入会
ご存知かと思いますが、営業を開始する上で必要な1,000万円の営業保証金。
全宅保証・宅建協会へ入会することで、保証金が免除され、開業資金を
大幅に軽減することが出来ます。
以上が、不動産業を開業・起業するまでの流れとなります。
営業を開始するまで、2か月以上・・・。
不動産業を開業・起業する場合は、事前のしっかりとした計画と準備。
そして、開業までのスムーズな手続。
事業開始後の、事業計画。
やること山積です。